先日、柏市にお住まいのお客様より徘徊防止鍵についてのご相談を受けました。お客様は徘徊防止鍵の設置をご希望でしたが、お客様のお住まいの玄関が昔ながらの引き戸であるため、設置可能かどうか知りたいと言われるのです。
現在では徘徊防止鍵にも様々なタイプのものが開発されており、引き戸にも設置可能なものがあります。そのようにお伝えすると是非設置して欲しいとお客様はご希望になりました。そこでお電話いただいた翌日にお伺いすることになりました。
お客様のお住まいは、柏市の松ヶ崎中央公園の直ぐ側にある立派な日本家屋でした。そちらに、高齢のお母様と一緒にお住みの男性の方が今回のお客様でした。
お客様のお話によると、ここ数年、認知症のお母様の徘徊が激しくなって、夜も十分に眠ることができず苦労している、と言われていました。そこで持参した徘徊防止鍵についてのご説明を致しました。
今回持参したのは、朝日工業社製のデジタルロック スーパースリム錠です。このデジタルロック スーパースリム錠は、電源不要のナンバーロックで、暗証番号を入力することで開ける鍵で、引き戸にも設置できるのが特徴です。
このデジタルロック スーパースリム錠 をお客様に見て頂き、使用法についてご説明するとともに、商品代金と設置費用についてもご案内しました。
するとお客様はご満足され、設置作業に入るようご指示くださいました。
さっそくスーパースリム錠の設置作業を開始しました。
鍵受けとなる部品を引き戸の閉じた側の柱に設置し、スーパースリム錠を引き戸に設置して固定しました。しっかり引き戸が閉じた際に鍵がかけられることを確認した後、実際にお客様にナンバー入力をしていただき、開錠できるかご確認いただきました。
作業に要した時間は30分ほどで、徘徊防止鍵の取り付け作業は終了となりました。
このように認知症のご家族を抱えている時、有効な対策となるのが徘徊防止鍵の設置です。徘徊防止鍵を設置すれば、ご家族が夜、家から出てしまうことを予防できます。徘徊防止鍵の設置をご希望の場合は、お気軽にご相談ください。