【倉敷市】玄関・勝手口ドアの鍵交換

認知症のご家族とご一緒にお暮らしの方からのご相談が多くなっている近頃。「鍵屋に認知症の何を相談するの？」と思われるかもしれませんが、認知症の方が行う徘徊において、鍵屋でもお力になることができることがあります。今回、倉敷市で認知症のお父様とお暮らしのお客様からも当社に鍵交換のご相談を頂きました。お母様を早くに亡くされ、お父様と倉敷市内の戸建住宅にお二人でお住いだとおっしゃるお客様。昼間は同じ倉敷市内にある会社に勤務されているため、お父様の介護はデイサービスやヘルパーさんにお願いされておられるということでした。そのため、お客様がお父様を介護されるのは平日の夕方からと休日になるということですが、その夕方から夜の間にお父様が徘徊されることが多く、安心して眠ることができない日が続いているということでした。その結果、数日前、お客様ご自身も体調を崩され、このままではいけないと思い出来ることから始めようと鍵の交換を真剣に検討されるようになられたということでした。当社では、今回のお客様のようにご家族の徘徊のご負担を少しでも軽減して頂きたいと思い、様々な徘徊防止用の鍵を取り扱っております。それらを持参しお客様のもとに向かわせて頂きました。倉敷市内でも旧家が立ち並ぶ住宅地の一角にあるお客様のお宅。すぐに確認することができご挨拶をさせて頂くことができました。今回、鍵の取り付けをご希望されておられるのは玄関と勝手口です。お父様は、この2か所から外に出てしまわれるということでした。そのため、2か所の現在の鍵を確認させて頂きました。玄関は引き戸になっており、勝手口は一般的な戸建住宅用の勝手口ドアが設置されていました。どちらも、どのような鍵にも対応可能なドアです。そのため、お客様のご希望をお聞きしたうえで、いくつか、徘徊防止に適した鍵をご紹介させて頂くことになりました。その中から、つまみを取り外すことで家の中から鍵を開けることができない徘徊防止用の鍵をお選び頂いたお客様。非常に原始的な方法で徘徊を防止する鍵となりますが、この鍵の効果は評判も良く、当社で交換させて頂いたお客様からも、とても良い鍵だと喜んで頂いている鍵です。お手頃な価格という点も魅力的なポイントで、今回は玄関と勝手口ドアの2か所とも同じものに交換させて頂きました。「これで、ゆっくり安心して休むことができる」と笑顔を見せてくださったお客様。お父様の介護は大変なことと思います。そんな、大変な介護のご負担を少しでも鍵の交換で軽減して頂ければ幸いです。