金庫の鍵の不具合と言うご相談は、よくあるご相談の一つになっています。原因はそれぞれになっていますが、パターンとしては金庫へのものの詰め込み過ぎによるものと、金庫の老朽化によるものが多くなっています。
今回、金庫の鍵の鍵が回らない為、鍵の修理をお願いしたいとのご相談を受けた高松市にお住いのお客様も以上のような事が原因での不具合だと思われるご相談でした。
急ぎではないとの事でしたので、お客様のご都合に合わせ、お仕事がお休みの日に伺わせて頂きました。早速、金庫を拝見させて頂いたところ、エーコーというメーカーの金庫だとわかり、内臓シリンダー錠が設置されているタイプの金庫だと言う事がわかりました。その為、2重ロックを掛ける事ができるタイプの金庫となっており、そのシリンダーに鍵をさし、金庫を開けようとしたところ、鍵が回らない事に気付いたと言う事でした。
この場合の原因としては、詰め込み過ぎがナンバーワンとなっており、比較的、新しい金庫だと言う事から考えても、詰め込み過ぎが原因ではないかと言う予想は付いたのでした。
その事を頭に入れながら、鍵の修理を初め、15分ほどで鍵を開ける事に成功。以前も同じエーコー製の金庫を修理したことがある経験から、想像以上に簡単に開ける事ができたのでした。
その後、お客様の手で金庫の中身を取り出し確認して頂いた上で、他に不具合の原因がないかと金庫の鍵を含め隅々まで確認させて頂きました。しかし、他に不具合の原因となるものは一切見つからず、やはり、容量オーバーで起きてしまった鍵の不具合だと言う事が決定されたのでした。
その事をお客様にご説明させて頂き、今後、適正量以上のものを詰め込まないようにする事やドアを施錠する際、書類などがドアに挟まっていないかと言う事もご確認された方が良いと言う事をお話させて頂きました。
今回の作業としては、修理と言うより金庫の鍵を開け、メンテナンスを行うだけで完了する事ができ、さほど、時間を掛けずにすべての工程を終了させる事ができました。
また、金庫の不具合と言ったような事もなかった為、部品の交換なども必要なく済ませる事ができ、お客様も大変喜んでくださり、私としてもやりがいのある仕事にする事ができました。ありがとうございました。