宇都宮市宇都宮駅近くにお住まいのお客様から、玄関ドアのドアノブの調子が悪いのでドアノブ修理をお願いしたいとの依頼がありました。お客様のお宅に伺ったところ、玄関ドアのドアノブの様子が悪く、回して開けるタイプの玄関ドアのドアノブが上手く回っていない状態でした。
調べてみると握り玉式のドアノブで、メーカーがMIWAでタイプがHMと印字されていました。このMIWA製のタイプHMは部屋側のドアノブを回せばスムーズに作動するように設計されています。しかし、お客様の玄関ドアのドアノブは古くなっており、固くなって回りにくい状態になっていましたので、玉座を交換することをご提案させて頂きました。
お客様に了承を得てから、部屋側の王座の根元部分のローズ部分を左方向にまわして取り外し作業を開始しました。スムーズに回りにくい状態であったため、パイプレンチを使用して手で回していくと、室内側のドアノブは簡単に取り外せました。部屋側の座金と外側のドアノブを繋いでいるビスが2本あります。このビスをプラスドライバーでさらに外しました。座金を外すと外側のドアノブも簡単に取り外すことができました。次に、外したドアノブをひっくり返すと、凸部が2箇所確認できました。この凸部は実際に取り付けを行う際、方向をぴったりと合わせて扉の凹部にしっかりと差し込む必要があります。
次に、取り替え玉座用のBタイプスピンドルHMタイプ用を2本用意して、マルティロック取り替え玉座の本体にしっかりと差し込み固定しました。同様にして、取り替え玉座本体にも2本のHM用Bタイプスピンドルを部屋側にも固定させました。
そして、外側の取り替え玉座ドアノブの取り付け作業を進めるために、部屋側のドアノブに取り付けられていたプレートをまわして取り外し、そのまま外側のドアノブを取り付けた後で反対側からプレートを付属のビスで固定し、スピンドルの向きに注意しながらぴったりと合わさるようにして室内側のサムターンを設置します。ローズ部を回し、ある程度固定する位置までもってきて、ドアノブの付け根の小さな穴に専用スパナでしっかりと締めて固定しました。
最後に、きちんとドアノブが設置できたかどうかを確認するため、サムターンを回して、鍵を用いて動作確認をしました。問題がなくサムターンが回ったため作業は完了しました。