郡山市郡山駅近くにお住まいのお客様から、「事務所入り口のドアノブが固くて回らないので修理したい」というご依頼がありました。
お話をお伺いしてみると、お客様が所有されている会社の事務所入口のドアノブが急に固くて回らないようになってしまいました。このままでは事務所に入ることが出来ません。月曜日からまた仕事が始まるので、土日の間に修理をしたいそうです。大変お困りなご様子でしたので、私共は急いで現場に駆けつけました。お客様の事務所に到着したのは30分前後でした。
現場でさっそくドアノブの調子を確かめてみると、ドアノブは長年使われてきたようで、色あせや劣化を感じました。ドアノブを力を込めて回しても、全く回らず固くなっていました。
調べたところ、このドアノブのメーカーは「ユーシン・ショウワ」のケースロックというタイプのものでした。このタイプのドアノブは、本締め用のデッドボルトと仮締め用のラッチボルトにより構成されており、高い錠の機能を持った箱型のケースに取り付けしたものです。
耐久性や破壊強度、防犯性に大変優れています。種類も豊富なので、玄関、倉庫、ホテルなど、あらゆる用途に対応出来るドアノブでになります。
ドアノブを修理することをお客様にお伝えし、許可をいただいてからさっそく作業に取り掛かりました。
工具を使ってドアノブを取外してみたところ、内部が大分劣化していることが判明しました。ドアノブ修理をすることは難しいため、お客様とご相談をし、同じユーシン・ショウワのドアノブと交換をすることにしました。
ドアノブを取り付けるために、まずドアの厚さを測ります。ドアの厚さは42mmで標準の厚さということがわかりました。次にバックセットを測りましたところ、64mmの標準だということがわかりました。
この測定を元にユーシン・ショウワのドアノブを取り付けます。古いドアノブをドアから慎重に取り外した後、化粧板を固定します。続いて新しいケースロックのドアノブを取り付けました。そしてドアノブが回るかどうかを入念にチェックし、問題が無いことを確認しました。
これまでの鍵はもう使えなくなりますので、新しい鍵をお客様にお渡ししました。
作業はこれで全て完了です。作業完了までにかかった時間は1時間程度でした。
短時間で作業を完了させることが出来ました。お客様にも「一時はどうなるかと思って心配してしまったが、こんなに早くドアノブを取り付けてもらえて良かった」と、大変ご満足いただけました。