ドアノブが突然開かなくなったというトラブルで緊急対応するケースが多くあります。原因は色々考えられますが、そのような状況の場合は実際に状態を確認して、修理で済む場合もありますし、ドアノブの交換が必要な場合もあります。ドアノブや鍵の調子が悪いからと言って、必ずしも交換が必要な訳ではありません。当社では必要な対処方法のみを行っておりますので、安心してご依頼ください。
先日は浜松市にある工場において、ドアノブ修理を行ってきました。就業開始前の午前8時頃に「工場ドアのドアノブが開かないので修理して欲しい」と言うご連絡が、従業員の方からありました。その方は朝早く出て作業を行う当番の人と言うお話でした。工場長に相談して、当社にご連絡をいただいたようです。
そのドアは従業員数名が使うドアと言う事で、できれば出社時間の9時には間に合わせたいというお話でした。緊急事態でしたので、とにかく開錠作業だけでも行うため直ぐに工場に駆けつけ、30分程で到着しました。
問題の工場ドアを拝見すると、ドアノブ式のYKKのドアでGOALの錠がついていました。昨夜、最後に帰宅した人が鍵を掛けて帰宅されたそうですが、今朝鍵を挿しこんで開けようとした際に鍵が回らなかったそうです。以前から鍵が回りにくいという症状が出ていたそうですが、そのまま放置しておられ、突然回らなくなったというお話でした。
とりあえずは出社してきた従業員の方が中に入れるよう、開錠作業を急いで行いました。このようなドアノブの開錠作業は慣れており、5分程で開ける事ができました。丁度従業員の方が入ってこられ、ギリギリ出社時間に間に合い、仕事に支障が出なかった事にひとまず安堵されました。ドア内部の状態を確認すると、内部の多少の錆と潤滑油の不足、部品のゆるみが見られました。交換しなくても修理で済む事が分かりましたので、必要な処置を行い、錆や汚れを取り除くクリーニングと鍵専用の潤滑油を補いました。修理の作業は20分程で終了し、鍵の状態を確認するとスムーズに回る事が確認できました。従業員の方にもご確認いただき、作業は終了しました。
ドアノブの交換が必要かと思われていた様で、修理で済んだことにビックリされていました。工場のドアと言う事ですから、多数の人が使うドアとしてまた調子が悪くなる可能性もあります。少しでも調子が悪くなったらすぐにご連絡いただくようにお伝えさせていただきました。