柏市在住の女性のお客様から「トイレのドアノブが開かないので、ドアノブ交換に来て欲しい」と、お困りのお電話を頂きました。何か月も前から、ドアノブの調子が悪くなっていたそうですが、忙しくて騙し騙し使っていたそうです。しかし、ある朝、お子様がトイレのドアが開かなくて、閉じ込められてしまったことで、朝から大騒ぎになったので、しっかり修理をしなければと、思い立ったそうです。安心してトイレを使用することが出来ないと、とても不便ですよね。
お客様は、修理に何時間もかかるのかと、心配されていましたが、ドアノブ交換であれば、30分程度で完了する旨を説明すると、それなら早く来て欲しいということになりました。お電話を頂いてから、30分以内にお客様のご自宅へ到着し、早速トイレのドアノブの様子を見させて頂きました。お風呂場のすぐ近くにあるためか、ラッチ内部が錆付いていたのが主な原因でした。すでに、30年以上も使ってきたということなので、新しいドアノブに交換することを提案し、ご了承して頂きました。
使用するドアノブは、お客様と相談し、MIWA製のレバー式ものに交換することに決まりました。新しく交換するドアノブは、サイズが合っていないと、ドアを閉めることが出来なくなるので、採寸をしてから使用するドアノブを選ばなくてはなりません。お客様のトイレのラッチフロントのサイズ・ビスピッチ・ドアの厚み・バックセットに丁度合ったのがMIWA製のレバーハンドルでした。レバータイプは、力を入れずに開閉しやすいので、お勧めです。
作業は先ず、ネジを回してドアノブ本体を外しにかかります。外側に操作軸が付いているため、ドアの内側から外していくのがポイントです。ネジを回して、握玉を外します。ドアノブを外したら、ラッチ部分のネジを緩めて取り外していきます。ラッチボルトを引き抜いたら、取り外し完了となります。
次に、新しいラッチボルトを差し込みます。ラッチボルトの向きを間違えると、ドアが閉まりませんので、向きを確かめながら取り付けていきます。ラッチを固定したら、ドアノブの取り付け作業に移ります。角芯をラッチの穴に合わせて、差し込みハンドル本体をネジで固定します。同様に、反対側のハンドルも固定します。
最後に、ハンドルの動作確認と、鍵の動作確認をして問題がないことを確認した上で、お客様にも作業を確認して頂きました。
作業にかかった所要時間は、20分程度でした。
ドアノブの調子が悪いなと思ったら、まずはご連絡下さい。修理やメンテナンスだけで元通り使えるようになることもありますので、お気軽にご相談下さい。