先日、盛岡市盛岡駅近くにお住いのお客様からお電話があり、「浴室のドアノブが開かなくなってしまった」との事でした。
ただちにお客様宅へ伺わせて頂き、詳しい事情をお聞きしますと、おとついの夜頃から浴室のドアノブを回す度に異音が発生し、
今朝ドアノブを回してみたら、ついに開かなくなり、ビクともしない状況で困っているとの事でした。また、これまでも時々、ドアノブが回らない事があり、なんとか無理に開けていたとのお話でした。
浴室は日常的に利用するだけに、お客様も大変お困りの様子でしたので、
すぐにドアノブ修理の作業を開始させて頂きました。ドアノブを回してみましたところ、途中までは回るものの、その後は何かに引っ掛かっているような状態であり、同時に金属音のような異音も発生していました。浴室のドアノブの動作不良の場合は、浴室の湿度の高さによる錆などが原因である可能性が高く、
通常のドアノブの交換作業のようにドアノブの付け根に工具を挿入して取り外すという事が困難になります。
そのため、今回はサンダー等の電動工具を利用して切断する事とし、鉄粉の飛散などを防止するために作業現場周囲を養生した上で、取り外し作業を行いました。サンダーで取り外してみますと、ドアノブの内側全体が錆付いており、しかもドアノブのビスや溶接部分にまでそれが及んでいたため、
やはり今回のお客様のドアノブの故障原因は錆だという事が分かりました。次に新しいドアノブを取り付ける作業に移りますが、今回はお客様のご希望で、長沢製作所のドアノブを取り付ける事としました。長沢製作所は建築金物の製造会社であり、極めて堅牢な設計と耐久性の高さ、故障率の低さが定評です。
さっそく交換予定の長沢製作所のドアノブを慎重に取りつけて、金具で固定をし、交換作業を終えました。後は、ドアノブがきちんと回るかどうか、開け閉めがスムーズに出来るかどうかの動作確認と、異音等のトラブルなどが無いかの確認を終えて、養生を撤去し、全ての作業を完了致しました。
他のドアノブ修理のケースと違って錆が酷く、電動工具を使わなくてはならなかったものの、作業自体は非常にスムーズに行えて、20分ほどで終えることが出来ました。お客様からも「浴室はしょっちゅう使うから困っていたが、素早く正確な作業で安心した」とお喜びの声を頂きました。当社はドアノブのタイプや年式などに関わらず、様々なドアノブの交換修理作業を承っております。是非ともお気軽にご相談ください。