本日は、手提げ金庫の鍵開け業務に行ってまいりました。場所は東京都渋谷区。
依頼主様は自営業をなさっている男性の方でした。
手提げ金庫はライオン製の、ダイヤル錠とシリンダー錠が両方備わっているもの。
二つの鍵はどちらも手元にある(ダイヤル番号は合っている)そうなのですが、自力ではどうしても開けられないというお話でした。
出来る限り早めに来てほしいとのご依頼だったので、すぐに現場に急行します。
台風の前でひどい天気でしたが、幸い道路渋滞等はありませんでした。
作業車を30分程走らせ、現場に到着します。
早速金庫を見せていただきましたが、ダイヤル錠に固定のためのテープが貼られていましたので、まずそこから疑ってみることにしました。
お客様によると、もうずっと固定されたままで、先日も問題なく開けることができたので番号は合っているはずだ、とのこと。
一応シリンダー錠の方もチェックしたのですが、こちらに目立つような異常はありません。
持主の視点からだと想像しにくいことなのですが、
ダイヤル錠はテープで固定されていても、ちょっとした衝撃で動いてしまうなんてことは大変よくあります。
今回もその可能性が高くなりました。
金庫のダイヤル番号表やメモ書きはお持ちでないということでしたので、解読作業に入ります。
幸い、衝撃によって少しだけずれてしまったであろうダイヤルは、解読にさほど時間がかかりません。
今回も5分と経たないうちに正しい番号へたどりつくことができました!
「開かない原因がさっぱりわからず、どうしたものか・・・と行き詰ってしまったが、まさか予想外の結果でした。」
とお客様も驚かれていたようでした。
”鍵が開かない”等のアクシデントは大きな不安につながりますし、困ったことが起きた際は専門家である私たちにお気軽にご相談ください。
このたびは鍵の緊急隊のご利用、まことにありがとうございました。