ダイヤセーフ/テンキー開錠

今日は豊田市のとある会社事務所に行って参りました。金庫の鍵開けを至急お願いしたいとのことでした。お電話での様子から
かなり慌てていらっしゃるのが分かりましたので、何はともあれ急行いたしました。所長がカードキーを持っていらっしゃるとのことなのですが、うっかりご自宅にそれが入っているカードケースをお忘れになられたのだそうです。そういう時に限って、金庫内に保管している契約書を急ぎ確認しなければいけなくなったため、お電話をくださったのだそうです。同時並行で所長の奥様が事務所の方にもう既に向かわれているそうなのですが、ご自宅から事務所まで1時間半、下手したら2時間かかるそうで、とてもじゃないけれど待てないとのことでした。
事務所到着後、所長と数人の社員の方が見守る中、金庫の鍵開け作業を行いました。お使いの金庫は、Diamond Safe(ダイヤセーフ) 耐火金庫<カード式> RCS70でした。こちらはカードで開かない場合、テンキーで開くのですが、その暗証番号は分からないとのこと。引継ぎが重なる度に意識が薄れ、カードがあれば大丈夫と思ってしまうことは良くあることのようです。注意したいところです。ちなみに、作業自体はとてもスムーズに行き、お電話をいただいてから
鍵が開くまで40分もかからなかったと思います。鍵が開いた瞬間、張り詰めていた空気が緩むのを感じました。その後、契約書をお出しになり、お時間のある関係者の方と一緒にテンキーの再設定を行い、失礼しました。お役に立てて良かったです。
エーコー/鍵開錠

今日は豊田市北部にお住いの方のところへ行って参りました。ずっと
使っていなかった金庫を開けようとしたところ、開けられないとのことでした。お使いの金庫はEIKO(エーコー) 耐火金庫<ダブルシリンダー錠> BES-9K2でした。最近はカードキーであったり、登録されている指紋や指静脈で開錠する金庫もあるのですが、今回のご依頼主様のようにシリンダー錠のものをあえてお選びになる方も多くいらっしゃいます。
ご自宅に伺うと取扱説明書や鍵が金庫の隣に置かれていました。とても綺麗な状態だったのでまだ新しいのかと思いきや、何年も前に買ったと言われ驚きました。というのも、数年前、一番下のお子様がご結婚された時に、後々のことを考え、財産になるであろう書類や宝飾品は全てこの中に入れ、お子様方それぞれに鍵を預けられたのだそうです。そこまでは良かったのですが、来月、ご親戚の結婚式があるので少し何か身に付けたいと思い、金庫を開けようとしたところ開かなくなっていることに気が付いたのだそうです。こんなことってあるのですかと聞かれました。
答えは「あります」です。どの金庫でも、どの鍵でも起こりうることです。家電などでもみられることですが、
使わなければ新品の状態が保てるというものでもありません。使わないから壊れるということもあります。そのため、時々は鍵を回して、鍵の開け閉めをしてあげることも大切です。何はともあれ、ご依頼主様の金庫は無事開き、お喜びいただきました。嬉しい、ありがとうというご依頼主様からのお言葉、次の仕事への励みになります。
プラス/鍵開錠

今日は豊田市東部にお住いの方のところへ行って参りました。まだ
買ったばかりの金庫の鍵がダメになったと思うのだけれど、修理してもらえますかとのことでした。また、手提げ金庫なので持ち込まないと修理のお願いできないでしょうかともおっしゃるので、そのようなことはありません、お伺いしますとお答えしました。
この仕事を長いことしていると、いただくお電話の感じでだいたい事情が分かるようになります。おそらく今回のケース、お孫さんがいたずらで壊しちゃったケースだろうなと思ったら、やはりそうでした。やりたくなりますよね、本物を使ってのお買い物ごっこ。お孫さんにとってはお祖父様、お祖母様のおうちでだけ許されるお遊びかもしれません。なぜなら、ご両親様だとお金はおもちゃじゃないと怒りもしますが、子育てを一通り経験されたお祖父様やお祖母様はこれくらいならとお許しになれます。それが仇となって、ちょっと目を離したすきに、お孫さん一人でもそのお遊びがしたくなって、壊してしまうというこれまでにも何度も見たケースです。
ちなみに、今回のご依頼主様がお使いのものは、PLUS (プラス) FX型手提げ金庫(Sサイズ)<シリンダー錠> CB-030FXでした。すっきりしたデザインな上に、ブルー、エルグレー(オフホワイト)、ダークグレーの3色があり人気の商品です。見せていただいた金庫の状態は、シリンダーのところに違う鍵がささっていて、取れない状態になっていました。最終的には
鍵開けをし、鍵の交換をして作業を終了しました。作業の様子、お孫さんも見ていました。きっともうしないと思います。