イトーキ/鍵開錠

八王子市で、金庫の鍵開け作業に行ってきました。「
金庫の鍵を失くしたので、開けて頂きたいんですが..」とのご依頼です。
普段からお財布に金庫の鍵を入れて、持ち歩いているそうです。ですが、お年のせいかお財布をどこかに置き忘れてしまったとのこと。
すでに中に入っていたカード類は、カード会社に連絡をして、利用できないように手続きは済ませたそうです。現金は、少額しか入れていなかったそうなので、被害額は少なかったのが幸いでした。
金庫の中には、スペアキーの他に証券会社の書類が保管されているそうです。急ぎではないということでしたが、とても不安そうな様子でした。ご利用の金庫のメーカーは、イトーキの家庭用金庫とのこと。
見積もりを出して、ご納得頂けたのですぐにお客様のご自宅へお伺いしました。
金庫は、押し入れに設置されていました。
通常よりも技術が必要とされる金庫の開錠。聴診器を使ってダイヤルを回し、10分で開けることができました。しかし、スペアキーは金庫の中の鍵がかかった引き出しの中でした。引き出しの鍵も見当たらないということで、引き出しの鍵も開けることになりました。
引き出しの鍵は、意外と頑丈ですぐに開けることができませんでした。背後から「まだあかないのかね」と、お客様の声がして少し焦りましたが、焦りは禁物です。鍵穴から鍵を作成し開錠することができました。金庫の中を確認して頂きましたが、
スペアキーは出てきませんでした。金庫の鍵を2本作って作業完了です。
セントリー/ダイヤル開錠

八王子市の金物屋さんのご主人から、
金庫の鍵を開けて欲しいとのご依頼。
お客様は、普段から金庫のダイヤルをテープで留めていたそうです。しかし、何かの拍子でテープが取れてダイヤルを動かしてしまったそうです。テープで固定するのが間違いの元ですね。テープも劣化してきますので、何年も経つうちに粘着力が低下して剥がれやすくなります。
決算の時期なので金庫が開かないと、会計ができないので困っているということでした。使用されている金庫は、セントリーの耐火用金庫です。
見積もりを出して、ご納得頂けたので30分くらいでお伺いできるとお伝えします。道が空いていたので、20分くらいで到着。金物屋の事務所に設置されている金庫に案内してもらいます。
ダイヤル式の金庫は、右に左に回しながら指の感覚や音で開錠作業を行います。側で見ていたご主人が、しびれを切らし「家にある電動ドリルで壊してもいいですよ」と声を掛けてきます。
「いえ、そろそろ開きますので..」と、返事をしてから更に10分が経ち、ようやく金庫を開けることができました。
お客様に金庫の中を確かめて頂いてから、暗証番号の再設定とダイヤルの回し方をご案内しました。お客様が、暗証番号を書いたメモを金庫の背後に貼り付けようとされていました。暗証番号は、メモに書いて鍵のかかる机の引き出しに保管するか、携帯のメモ帳に入力するなどしておくことをご案内させて頂きました。
作業時間は40分くらいでした。
エーコー/鍵作成

八王子市で、金庫の開錠依頼がありました。お客様は、ご主人様がお亡くなりになった後、ご家族様と一緒に遺品整理をしていたそうです。
その際に、書斎にある金庫が開かないことに気が付いたそうです。奥様も何年も金庫を開けていないので、中に何が入っているのか覚えていないとのこと。鍵がどこにあるか分からない上に、
暗証番号を書いた紙も見当たらないそうです。
ご家族様が明日、帰ってしまう前に金庫を開けて中身を確かめておきたいとのご要望です。金庫のメーカーは、エーコーのダイヤル式家庭用金庫です。見積もりをお出しして、ご納得頂くことができたので、すぐにご自宅へお伺いとなりました。
貴重が保管されている金庫の開錠作業中は、必ずご依頼者様か関係者様に側に居てもらうよう義務付けられています。ご家族様が、見守る中で淡々と作業を始めます。
聴診器を使って、微妙な音の変化を捉えながら暗証番号を探っていきます。奥様が、「暗証番号私の誕生日じゃなかった..」とご家族様とお話をされている中、
20分ほどで金庫の扉を開けることができました。暗証番号は、昔飼っていたペットの誕生日でした。
金庫の中を確認して頂くと、土地の権利書と現金が出てきました。一気にご家族様が盛り上がる中、暗証番号の再設定と操作方法をご説明しました。金庫の中には、スペアキーが1本入っていました。かなり古い金庫なので、近々金庫は処分することになると思う、ということで鍵の作成は承りませんでした。