高松市の会社にお勤めの方より、ロッカーの鍵開け依頼をいただきました。ご依頼主様は30代の女性で、会社で使用しているロッカーの鍵が折れてしまい、開けられなくなってしまったとのことです。お昼頃荷物を取り出そうと思った際に起こってしまったトラブルだったようで、ロッカーの中にはご自宅の鍵を始めとする自身の荷物があるため、このままでは帰宅することができなくなってしまうのではと困っているようでした。まだ終業までお時間があるようですが、明日もお仕事があるでしょうからこのまま時間が経って遅くなってしまっては大変です。高松市であれば20分程度でお伺いできるため、いましばらくお待ち下さいとお願いをして、すぐに現場へ急行しました。
高松市の会社へ到着すると、会社前でご依頼主様が迎えてくださいました。上司の方に相談した所、仕事を抜けて鍵を直してもらうようにと言ってもらえたとのことです。もともと古くなっているものだったため、会社の責任でもあるということで費用も会社持ちとなる様子でした。
早速ロッカーがある更衣室までご案内いただき、様子を見てみます。覗いてみると見事にロッカーの鍵がはまっています。もともと鍵の回りが悪く、力を入れて回したら折れてしまったとご依頼主様は少し恥ずかしそうにおっしゃっていました。ロッカーの鍵というのは小さなものですので、妙な力のかかり方をすると折れてしまうことも少なくありません。
作業はまず折れた鍵をどのようにして回収するかという点から始まります。ここはシンプルにピンセットを使ってゆっくりと引き抜いていく形にしました。少しコツがいりますが、なれてしまえばものの数分で抜き出すことができます。鍵穴を傷つけないよう丁寧に、しかしスピーディーに作業を行い、無事に折れた鍵を救出することに成功しました。
鍵が回りづらかった結果折れるほど力を入れてしまったとのことでしたので、シリンダー部分の掃除も行っておきます。シリンダーの内部を洗浄し、専用のオイルを使って鍵がスムーズに刺さるようにしました。
次は新しい鍵の作成です。以前の使用者が鍵を紛失したあとスペアキーを本鍵として使用していたため、スペアキーもないそうなのです。幸い一般的なロッカーであり、特殊な鍵ではなかったためシリンダーから鍵の複製を行うことができました。今回はお作りしませんでしたが、今後のことを考えてスペアキーも作成しておくことをおすすめいたしました。
一連の作業を一時間ほどかけて行い、無事に完了です。ご依頼主様はホッとされたご様子で、他のロッカーも汚れが溜まっているかもしれないから気をつけるようにと上司さんに声をかけておくとのことでした。
ロッカーの鍵トラブルはよくあることですので、お困りの際にはぜひご連絡ください。