午前中の早い時間帯に、川越市川越駅近くの一戸建て住宅にお住いの女性のお客様から「浴室のドアノブが開かないので、修理をお願いしたいのですが」と、お電話が入りました。数か月前から、浴室のドアの開閉が上手くいかなくなっていたそうですが、浴室の掃除をしようとドアを開けようとしたら、とうとうドアが開かなくなったとのことでした。入浴ができないと流石に不便なので、家族が帰ってくる前までに治したいので、早く修理に来て欲しいとのご要望でした。お客様が入浴中に、浴室に閉じ込められなかったのは、幸いでした。
早速、お客様のご自宅へと車で向かいました。お客様に詳細をお伺いしたところ、ご自宅を建てて以来、30年近く使ってきたということなので、恐らく錆びて壊れていることが考えられます。浴室などの水回りは、どうしても錆びやすくなってしまいますので、定期的にドアノブを交換することをお勧めします。
錆びが酷い場合は、電動のこぎりで切断することもありますが、今回はそこまで錆び付いていませんでした。
浴室で使用されているドアノブは、MIWA製の押しボタンを押して外から開けられないようにするタイプのドアでした。取り付け可能かどうかフロントのサイズを測って、同じMIWA製のドアノブを使用することに決まりました。新しいドアノブは、取り付ける前に、バックセットと、ドアの厚みを測っておかないと、折角ドアノブを用意しても使い物にならなければ意味がありません。他にも、刻印の文字をよく見る必要があります。
作業は先ず、ドアノブをドライバーで取り外すことから始めます。全部取り外したら、雑巾で加工穴に付着している汚れを拭き取って、潤滑剤をスプレーしておきます。潤滑剤をスプレーしておくと、錆びにくくなりますので、定期的に使用すると良いでしょう。
取り外した時と逆の順番に取り付けていくだけなのですが、まずはラッチをネジで固定していきます。ラッチボルトの向きを間違えない様に、向きを確認して取り付けていきます。
そして、ノブ本体をネジで取り付けます。最後に、動作確認をして、お客様にも作業を確認して頂いて終了です。浴室のドア交換は、錆びの影響で少し時間がかかります。それでも、50分くらいで無事に作業を終わらせることができました。浴室のドアノブ交換は、素人の方ですと、難しいので無理をせずに、是非私共にご連絡をしてくださればと思います。ご連絡を下されば、見積り価格をご案内致します。