今回ご依頼いただいたのは盛岡市のお客様です。「浴室のドアノブがロックしたドアが開かなくて困っている」とのことで、すぐにドアノブ修理へ向かいました。
到着したのは市街地から少し外れたマンションの一室。出迎えてくれたのはご主人と息子様でした。
仕事から帰ってきてすぐにお風呂に入ろうとしたら浴室のドアが開かずご連絡をいただいたようです。
さっそく浴室のドアノブを確認してみると円筒錠式のドアノブであり原因は内側にあるポチッと押す鍵がかかっていると判明しました。
円筒錠式のドアノブは内側にあるボタンを押すことでドアノブがロックされる仕組みなのですが、何かの拍子でボタンを押したままドアを閉めるとロックがかかったままになってしまいます。
小さいお子様がいらっしゃるお宅ではよく起こり得る事例であり、ご主人もおそらく息子様が遊んでいるときに何らかの拍子で押したしまったのだろうとのことでした。
通常このタイプのドアノブは外側にマイナスドライバーでまわせる「受け」が容易されているので、これをまわすと簡単にロックを外すことが出来ます。
しかしこれが何らかの原因で利用できない状態にあったので仕方なくドアノブをいったん取り外しての修理を行うことにしました。
固定ねじを外してドアノブを取り外し、すぐにロックを解除しました。
浴室のドアノブは湿気によりさびやすいのでついでにドアノブ内部を洗浄、グリスアップして再び取りつけました。
外側のロック解除が利用できなくなっていることからご主人には今後ドアを閉じる際は内側のボタンロックがかかっていないか十分注意したのち、ドアの開閉を行うよう言及しました。
今回の施工はこれにて完了です。ちなみに浴室のドアノブは長沢製作所製です。
自宅内に円筒錠のドアノブがあり、万が一今回のお客様同様にドアが開かなくなった場合は焦らず冷静に対処しましょう。
まずは外側のドアノブについているドアロック解除をマイナスドライバーでまわしてみてください。ほとんどの場合これで解錠することが出来ます。
それでも開かない、ドアロック解除が何らかの理由で利用できないという場合はすぐにご連絡ください。
すぐに駆けつけドアノブの修理を致します。
また、浴室のドアが開かないからといって無理にこじ開けるようなことは絶対にしないでください。
ちょっとした修理で済む問題も交換せざるを得ない状況になる可能性もあります。
自分たちではどうしようもないと感じたらすぐにご連絡を。