激しい大雨の降る日の午後7時に電話が入りました。50代の男性の方からの電話で「営業の仕事で社用車に乗って松戸市まできたが、スマートキーを紛失してしまったのでエンジンをかけることができず、帰ろうにも帰れない」とおっしゃっていたので、すぐに急行しました。場所は松戸駅近くにあるパーキングでした。お客様の話を聞くと、営業回りをしている最中にどこかで鍵を落としてしまったとのことでした。車種はトヨタのハリアーでスマートキーを使ってイグニッションをするタイプでした。早速、スマートキー作製やイモビライザーの登録ができることをお客様にお話した所、できるだけ早くスマートキーを作製して帰宅したいとのことでしたので、その場で費用などについて簡単な説明を行い、了承を得て作業に取り掛かりました。
まずはハリアーのドアの穴を外から覗いて型をチェックしました。そしてすぐに鍵穴に合ったキーをマシンで作製しました。こうしてできたキーでドアの解錠をすばやく済ませた後は、いよいよ車内に搭載されているコンピュータの取り外しにかかります。慣れている作業なので数分で取り外しは完了しました。そしてコンピュータ内部の情報の編集を行いました。ここでは一度データを消して初期状態にもっていきます。この後はデータを書き込んでイモビライザーのデータ登録を行いました。スマートキーの作製は年式に合ったハリアーのキーの材料と製造マシンを持ってきていたので、無事にキーカットをすることができました。コンピュータも傷を付けないように最新の注意を払って車内にキレイに戻して作業完了しました。
作業を終えて待っていたお客様に連絡をすると、安堵した表情を浮かべ、非常に喜んでもらうことができました。「色々な業者を比較して、御社が一番作業をスピーディーにやってくれそうだったので頼んでみたけれども、頼んで正解だった」とおっしゃっていただけました。またハリアーのキーを紛失した松戸市から離れたところに自宅があるので、できるだけ早く帰りたかったとのことでしたが、意外に早く作業が終わったのでとても安心したともおっしゃっていました。